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BONBONROCKETT STORY / 005
不採用なのに、忘れられない箱。
お菓子の話じゃなくて、箱の話。しかも、採用されなかった箱の話です。(笑)
突然ですが、こちらの箱をご覧ください。
深い紫色に、銀色のカーネーション。
なんだか、ちょっと大人っぽくて素敵でしょう?

実はこれ、2017年の母の日に向けて作ったギフトボックスの不採用案なんです。
えっ、どうして?
実は、箱をデザインしたのも、不採用を決めたのも、店長。
お店ができた頃から今も、パッケージをデザインしている店長の、ちょっとこだわりすぎる「箱」のお話です。
01気に入っていたのに、不採用!(笑)
2017年、母の日の限定ギフトを準備していた頃のこと。
ディープパープルの紙を使って、カーネーションを銀色の箔で表現した箱を試作しました。
なかなかいい感じ!
……だったのですが。
「母の日のギフトには、ちょっと地味かな。」
そう考えて、このデザインは不採用に。
それでも、店長の本音はこんなひと言。
「僕としては、とても好きなデザインだったのですが。」
自分でデザインして、自分で不採用を決めて、それでも好き。
なかなか悩ましい話ですよね(笑)。
02箱ひとつ決めるのにも、時間がかかる。

実は、この「箱にこだわりすぎる店長」、開店した頃からパッケージには相当なこだわりがありました。
たとえば、こんなところまで気になってしまいます。
ギフトボックスの大きさ。
ほんの少しの寸法の違い。
そして、色の微妙な加減。
シールの色だって、ちょっと違うだけで気になってしまう。
もう、なかなか決まりません!(笑)
お店のオープン準備にも時間がかかり、ご近所の方からは「いつオープンするんだろう」と思われていたほど。
そして、今もパッケージのデザインを担当するのは同じ店長です。
あの頃のこだわりは、今の箱作りにもちゃんと続いています。
03小さなお店の、大きなこだわり。

そんなふうに考え抜いて作ったパッケージを見て、お客様から「どこに本店があるの?」と尋ねられたこともあったのだとか。
きっと、ほかにもたくさんお店があると思われたのでしょうか。
でも、実際は神戸・六甲の小さなお店。
バターサンドも、その箱のデザインも、この小さなお店から生まれていました。
お店の大きさと、こだわりの大きさは、どうやら比例しないみたいです(笑)。
04食べ終わったあとも、ちょっと嬉しい。
ちなみに、このこだわり、デザインの話だけではないんですよ。
贈り物の箱を、お菓子を食べ終わったあとにも飾ったり、何かに使ってもらえたら。
そんな願いもありました。
中のお菓子をおいしく食べてもらうのは、もちろん大切。
でも、箱を開ける瞬間も、そのあとも、少し楽しい気持ちが続いたら嬉しいですよね。
そうそう、あの不採用になった紫の箱。
気に入っていたので、「しばらくお店の壁に飾ろう」と考えたほど。
採用しなくても、大切にしておきたいデザインだったんですね。
05そして、今のギフトボックスへ。

箱のデザインは、年月とともに少しずつ変わってきました。
こちらは、現在の通販でもご紹介しているバターサンドのギフトボックスです。
フタを開けると、銀色に包まれたバターサンドが、きちんと並んでいます。
何味から食べよう?
どの色のシールが気になる?
箱を開けた瞬間から、そんな小さなワクワクが始まってくれたら嬉しいです。
そして、このパッケージを考えているのも、今も変わらず同じ店長なんです。
06箱まで、好きになってもらえたら。
おいしいお菓子を作ること。
それを、どんな姿でお届けするか考えること。
どちらも、BonbonROCKettにとっては大切な仕事です。
店長は、開店した頃から今まで、そんな箱のことをずっと考え続けています。
気に入っていたのに、不採用になった箱だってある。
それでも、箱を開ける誰かの「わあ!」を思うと、また考えたくなるんです。
あの紫の箱は、商品にはならなかったけれど、そんなこだわりの詰まった、忘れられないひと箱。
さて。次の箱を決めるときも、また悩むんでしょうか?
……きっと、悩みますね!(笑)





